銀河はめざめた

Annaの雑感、ショップ日記、巡礼記、キスマイごと

へんな夢のはなし

昔から不思議な、というか印象的な夢をよく見るほうでした。
夢でのアドベンチャーっぷりに(命を狙われたり・異次元をさまよったり)小さい頃はそれを物語にまとめたり、夢日記をつけたりもしていましたが、ここ2~3年はそんなに不思議な夢も見ることなく(忘れてるだけかも)、今年の夏ぐらいからまたへんてこな夢を見ることが増えてきた気がします。

ここ最近見た不思議な夢を自分の覚書でブログにも残しておきます。
(facebook見てくださってる方には既出な内容ですが)

まずは夏ぐらいに見た夢。
いつもお世話になっている、とある方が、夢の中に出てきて、「自分をサポートしてくれてる神々が誰だか知りたいか?」と聞いてきたので、迷いながらも「教えて欲しい」と言うと、紙と筆を持たされ、「自分で感じてここに書いてみて」と言われました。
教えてくれないのかい!…と思いつつ、仕方ない…と意識を集中すると「泣沢女」というような漢字が浮かんだので、半紙の右側に白い塗料を筆にとって書いたのでした。
半紙の左側のスペースが空いていたので、もう一柱いるのかと思い、もう一度集中すると、突き抜けるような空と山々、差し込む光…の真ん中にうっすらと写真の絵のような方が浮かんでいて…。

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「何が見えるか?」と問われた私は「鳥じゃないんだけど…、鳥です。鳥みたいなやつです。」と。笑

そのあと象徴的にヒデナイトのイエローグリーンの結晶も見えて、鳥じゃなくて何か自然を司る宇宙的な何かかなと、結論づけたところで、夢の場面が切り替わりました。鳥さん…まじで、誰よ。

 
そしてこちらはつい先日見たばかりの夢、夢の中で顔の見えない知らない女性達と話していて、ふと、ここでお会いしている人や現場を、そのまま現実に持ってこれるじゃん!と気づきまして(夢の中で)、そこにいた女性達と円陣になってみんなで手を取って「具現化しよう🎵具現化しよう🎵」って歌いながら念じる…というもの。
具現化しよう🎵って歌い唱えている途中でパッと目が覚めたの。
歌のリズムとか隣の人の手の感触とか、エネルギーが場に満ちる感じとかめちゃめちゃ覚えてるのよ。

あとは時間を巻き戻して同じことを追体験する夢とか(こういうのはよく見る)、どっかの神社の夢とかみたけど忘れちゃったな。
久しぶりに夢日記でも復活しようかしらね。


しかし上記2つの夢は意味深だったから落ち着いたら深掘りします。
特に鳥の人ね、誰か己に問うてみます。笑

トランスサタニアン・ブレスレット

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願いを叶えるアクセサリーや護符ペンデュラムなどでお世話になっている、錬金術師の熊谷千春さんから夏にお話を頂いて、少しずつ構想を練りながらようやく完成いたしました2019年のコラボブレスレットのお知らせです。

去年は四大元素ブレスレット、イギリス魔法ブレスレットで年末のコラボをさせて頂きましたが、今年は西洋占星術をベースとしたトランスサタニアン・ブレスレットです。

トランスサタニアンとは、太陽系の土星より外側の惑星(準惑星)の天王星海王星冥王星のことを言います。この3つの惑星(準惑星)は地球からは肉眼で見ることが出来ないため、「無意識」の世界を象徴するといわれています。
無意識の世界、常識を超えた、普通からは逸脱した世界。それがトランスサタニアンの世界です。土星より外の世界=今ある枠を超えたエネルギーを少しだけ意識的に取り入れることができれば、私たちの視野、魂の領域は拡がってゆくと考えます。

 今回お届けしますトランスサタニアン・ブレスレットでは、扱いにくいトランスサタニアンのエネルギーを石を通し具現化いたします。そして個人の生活に使いやすい形でお届けいたします。

トランスサタニアンといえば、私は太陽月水星MCまるっと魚座で、アングルに海王星がいることからも海王星の影響はめちゃめちゃ強いのですが、海王星の繊細さ~感じやすさ、人の気持ちが入ってきすぎてしまって揺れてしまうというのは幼いころから常でした。
そんな繊細な自分が恥ずかしくて嫌で嫌で…、揺れないためにいつのまにか人と対峙するときに防御壁のようなものを築き上げていたのですね。
なので揺れみたいなことは以前から比べたら感じにくくなって、強くなったじゃんオレ。とか思ってたんですけど、人の感情をシャットアウトするということは、自分に向けられた良き感情(いろんな好意)もものすごくスルーしていたんだということに、トラサタブレスを製作している時に気づきました。
人から感情を向けられることに傷つきやすい繊細なままの自分が居て、海王星の力で繊細さを麻痺させてただけだったのでした。笑

その繊細さがあるからこそ、できることもあると思うし。無いことにせずうまく向き合って付き合っていくことが大事だなと本当に思いましたね。

そんなわけで作り手である私も、トラサタブレスの影響受けまくりなわけです。トラサタブレスには自分が見ないようにそのままにしていることを気づかせてくれる効能もあるんじゃなかろうかと思います。
現実と向き合うことは、限界を超えるためには必要なことですね。

そして限界を超えるという命題をクリアすべく、ブレスレットの要石には、メテオライト、オーラライト、モルダバイトなどの強力な子たちを選びました。もちろん今回も千春さんの魔法をのせてお届けいたします。

2019年から2020年に年が移り変わる時期に、
強力なバックアップとなるブレスレットをぜひお迎えくださいませ。

 

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自分の中の変態性を極めろ

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タイトルがあれな感じですけど(笑)、変な意味じゃなく。
その道を突き進んでる人たちって、ある意味変態的な「拘り」みたいなものがあると思うんですよ。そういう人たちのお話って本当に面白い。
で、そういった興味がない人からは、まったく理解されないであろうその拘りや探究心を、どう高めてくかっていうのは、物を作る人間としての私の中の課題ですね。
そんなことを思わせてくれるような、各界のスペシャリストたちのお話を先週末はお聞きすることができたので、こんなタイトルです。

先週末、実は会社早退して車すっ飛ばして糸魚川のミネラルフェア行ってきました(爆)
糸魚川の滞在時間、約1時間。ミネラルフェアだけ見て帰るという強行軍。
目的地にいる時間より移動の方が長いのはいつものことなので特に気にしてません。
むしろお目当てのブースさんでヒマラヤ水晶お迎えできたことで大満足でした。
去年別なミネラルショーでこの方のブースをお見かけして、石の美しさ力強さが頭に残っていて、ようやく糸魚川にて購入できました。
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大きい方はサインジ谷のもの。中にバブル(気泡)が立ち込めておりとても神秘的な雰囲気。
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小さいのはパールヴァティーのもの。中にファントムが入っています。どちらもこのクリアさとギラギラした輝きに惹かれました。そして表面のリモナイトが残ってる雰囲気が美しいですTT

少しだけですが、ブースのお兄さんから現地での買い付けのお話とか、石の話を聞けたのですが、そのお話しぶりから石への拘りが伺えて、その拘りっぷりが本当に気持ちがよかったです。
現地の卸業者の手を通すと、すべてアシッド(薬品で洗浄)されてしまうそうで、そうなる前の水晶を村を回って買い付けているそうです。
また、透明度や形、リッジの入り方などにもとても拘っていらっしゃって、そんな厳選された水晶たちを私たちへと橋渡ししてくれる透明なお兄さんの審美眼にただただ感激したのでした。

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そして帰ってきて次の日は、喜多方市の灰塚山古墳のシンポジウムに参加してきました。

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灰塚山古墳は福島県喜多方市にある前方後円墳です。
2017年に男性の全身の人骨が発掘され、顔が復元されたことでニュースにもなりました。
日本は酸性の土壌なので、古代人の骨が残っているのはとても珍しいことで、それが地元会津地方で出てきたことにはとても興奮しました。
そもそも会津地方の古墳時代以前の歴史にとても興味がありまして、そのころどんな人たちが会津に住んでいたかを知ることができればとずっと思っていました。
灰塚山の発掘を指揮した東北大学の辻秀人先生の発掘調査報告書も読んでおり、そろそろ第9次の発掘調査報告書がネットでも読めるころかな?検索していたら、なんと上記のシンポジウムが開催されることを知りました。

考古系のシンポジウムなんて行ったことないし、私なんかが聞きに行っていいものなのかわからず、発掘の仕事をしている友人に「シンポジウムとは?」「素人参加していいの?」と面倒なLINEを送ってしまいましたが、結果、聞きに行くことができ本当に良かったです!Sさんごめんなさい!!

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今回は発掘調査の報告だけでなく、各分野の第1線を走る先生方のDNA解析や安定同位体分析の結果や、人類学的な観点などから、埋葬された人物像に迫るお話を聞くことができました。
先生方によるパネルディスカッションもあり、無料でいいの?!ってぐらい本当に本当に面白かったです。メモ取りまくり。

DNAや骨の成分などから食べていたものや時代、ストレスがあるかないかが分かるなんて面白い時代になりましたよね。(いつの人間だ)
まるで海外ドラマのNCISの世界。ドラマの中でアビーがやってることだぜ。。。

それと、古墳時代の灰塚山の人骨のDNAが縄文の影響は残っているとはいえ、現代人の我々ととてもよく似ているということに改めてミトコンドリアDNAのハプログループのグラフを見て驚きましたねー。

「こんなにも僕たちは縄文人と違う。」

という教授の言葉が何だかとっても印象的でした。
もちろん私たちの中に縄文のDNAは受け継がれているのだけど、分かる形で、こんなに違うんだということを認識できたのがよかったな。

緻密な作業を丁寧にやる。
こだわりを持って、美しい仕事をする。
そうすると見える世界がある。

というのはどの分野もそうじゃないでしょうか。
先週末、各界のスペシャリストから学んだことです。
今週末もとあるスペシャリスト達とお会いしてきます。
今日は楽しみとドキドキで眠れないかもしれない。(寝るけどね)
またブログで報告しますね。
そして色んな製作をがんばります。。
皆様お待たせしていてすみません。。。orz

 

 

arcanum amulet 祓<はらひ> アンバーのペンダント

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ご紹介するのがたいっへん遅くなってしまいました...TT
先日、魔除けに特化したアクセサリーライン「arcanum amulet 祓<はらひ>」のオーダーを頂きまして、お作りしドミニカ産ブルーアンバー(琥珀)を要石に据えたシルバーのペンダントです。

人間生きていると、何かしらの集団に属している方が多いと思います。
会社や学校、ママ友など、苦手だけどどうしても避けれない・避けにくい関わりというものがあることでしょう、こちらのペンダントのご依頼主様からも縁切りのオーダーを頂いておりましたが、祓ネックレスをオーダーしたすぐ後に、職場の苦手な人が異動になったそうです。自分で作っておきながらなんですが、すごい効果・笑。
こちらは石を選んでお作りした後に、千春さんの超強力な魔法でコーティングしておりますので、そもそも効かないわけがないのです。効果3割増しかと(それ以上かも)。

今回要石に選ばせて頂いた、アンバーは古来より様々な魔術に使われてきました。ジュディ・ホールさんの著書によるとサイキックバンパイアに対する盾になる石だとのことで、祓の意味で使わせていただきましたが、肉体の不調を取り除いたり、調整してくれるのにもとてもよく作用するイメージもあります。関節炎などにも良いといいますね~。

ご依頼主様は、以前、願いを叶えるアクセサリーもオーダーくださっていたのですが、その時も色々なことが動いたとのこと、魔法道具の効果がしっかり出たようですネ。それもこれもその魔法を使いたいと思って下さったご依頼主様の力に他ならないのですが、お聞きできて安心いたしました。

この祓ネックレスもまたたくさんお仕事してくれるよう願っております。

オーダー誠にありがとうございました^^


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andromevda.jimdo.com

clear clear Rainbow

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台風19号、昨日の大雨と災害が続いております。

こちらを読んで下さっている皆様の地域は大丈夫でしょうか?雨で地盤などが緩んでいる地域もあるかと思います、二次災害などにもどうかお気をつけ下さいね。

今回の台風では福島県も大きな被害がありました。自分の住んでいる地域は被害なかったのですが、友達や知人などの話を聞くと胸が痛みます。

年末までの間、個人的な義援金と別にアクセサリーや原石の売上から10%ずつ福島の被害に合われた地域へ役立てるようお送りしようと思っております。

写真は、今朝、出勤前に通る橋の上から撮影した空です。この川も台風の翌日は今までにないぐらい増水していました。今朝は虹が綺麗に掛かっていました。川には白鳥も飛来していました。もうそんな時期なのですね。

台風の前後に、ロシアから南ウラルの水晶=ロシアンレムリアンの欠片と、ポイントを仕入れました。欠片の方はショップに掲載してすぐにお嫁入りが決まりました。ありがとうございます!

ポイントの方はショップにお出しするつもりだったのですが、封を開いた瞬間に一目惚れしてしまいまして、我が家のコレクションになりました(笑)

過去に鉱物標本のお店でロシア産スモーキークォーツとして売られていたロシレムと同じ産出地の水晶を購入したことがありますが、独特な光と、バイブレーション、古めかしさと瑞々しさ。とてもお気に入りの子で、それ以来ウラルの石には何となく惹かれてしまいます。

ウラル山脈はロシアを南北に縦断しており、ヨーロッパとアジアに分ける境界線の北側を形成しているそうで、世界最古の山脈だそうです。
世界最古の山脈、地球の創世のエナジーを宿した地域の水晶でもあり、またロシアのチェリャビンスクはウラル核惨事事件と呼ばれる核汚染の舞台でもあります。
ウラルの石を見ていると、人と鉱物の関わりの歴史を見ているようで、それがウラルの石に惹かれる要因なのかなとも思います。

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鉱滓と紫水晶

先月、妹と彼氏と、只見町の某川に連続で沢遊びに行ってきました。
夏に下見に行って、面白そうな川だなと思って色々調べてみたら、
川沿いに道があって新潟まで抜ける裏八十里越のルートだったらしいのです。
上流部には鉱山もあったようでなかなか魅力的な場所です。

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川をひたすら遡上して2時間弱のポイントまで行ってきました。
水がとっても綺麗!透明度が高く、静かで美しい。素晴らしい場所です。
翡翠色の水面に光が反射する様はとても幻想的。
穏やかな流れの場所と、節理の壁の小さなゴルジュが何個かあり、
遊ぶのにも難しすぎず簡単すぎずのバランスの取れた川でした。

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動物の足跡もたくさんあって、只見の豊かな森をますます実感しましたね。
ジャスパーにパイライトが共生したものも転がっていて石好きにもたまらん川でした。

地質の資料に○川溶岩部層というワードがあり、
前回訪れた時も松脂岩が転がっていたので、これのことだと思っていたのですが、
川を遡上すればするほどいたるところに何だか鉄のような溶岩のような謎の黒い物体が落ちています。

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※写真の赤い石は同じ川で拾ったジャスパーにパイライトが共生したもの

形が面白かったのでニヨニヨしながら拾ってたのですが、
よく見るとそれらの一部には、木炭が含まれるものがありました。

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近くの山の噴火が起きた時の溶岩流に巻き込まれた木々かなぁ?と思ったのですが、
このへんの只見の石は海底火山の堆積物だろうし、
こんなに木々が生っぽい(笑)感じで残るぐらい最近に噴火なんかないだろうし、
帰ってからずっと調べてたんだけども、、

これ、溶岩じゃなかったわΣ( ̄□ ̄!!(そりゃそうだ)
むしろこれは鉱滓!スラグだ!
ということに気づきまして。ハイ。

スラグslag)あるいは鉱滓(こうさい)は、鉱石から金属を製錬する際などに、冶金対象である金属から溶融によって分離した鉱石母岩の鉱物成分などを含む物質をいう。スラグは、しばしば溶融金属上に浮かび上がって分離される。

たたら製鉄(たたらせいてつ、英:Tatara)とは、日本において古代から近世にかけて発展した製鉄法で、炉に空気を送り込むのに使われる鞴(ふいご)が「たたら」と呼ばれていたために付けられた名称。砂鉄や鉄鉱石を粘土製の炉で木炭を用いて比較的低温で還元し、純度の高い鉄を生産できることを特徴とする。近代の初期まで日本の国内鉄生産のほぼすべてを担った。
wikipediaより抜粋)

川を遡上している時にほんっとーにたくさん落ちてたんだけど、かなりの量の金属を(たぶん銅?)製錬していたんだね。
なんでこんな辺鄙なところに昔の人は道を開いたのかと謎でしたが、鉱山でしたか。
なるほどなるほど。
このあたりにはかなり古くから鉱山が沢山あったみたいで、会津の鉱山関係の資料に何個か地名が見つけられます。只見町の資料やより詳しい鉱山資料を探してみないと、時代とかの詳細は分からないけど、思いがけず歴史を感じました。

水がとっても綺麗なのに川に魚が少ない…というか殆どいないのが不思議だったのだけど、そういうわけだったんだね〜。
あと、スラグが場所によって多いところと少ないところあるなと思って歩いてたんだけどさ、それ鉱山か精錬所(たたら場)のあった場所じゃなかろうか。
フム、興味深いですわ。
これはこれで本当に貴重な発見だなあと、そしてスラグの形が格好良くて持ち帰りました。

スラグ、錬金術的なワークに使えそうでニヤニヤしてしまいます。
不純物を取り除いて純化し本質にする。
自分の持っているもの(技術など)をより練り上げて、付加価値の高いものにする。とかね。

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そして1日仕事行って次の日にはまた只見に。
この日は彼氏と二人でしたが、前々日に行った川の隣の沢へ。
沢の橋の手前の空きスペースに車を止め、谷を藪に掴まりながら下りて行きました。
ここの上流にも鉱山があり、手持ちの資料に産出する鉱物に紫水晶を伴うという表記があったので、川辺の石にも目を配りながら歩いていきました。

こないだの川よりますます細い川幅で、少し歩くともうゴルジュ帯になってしまいます。
本当に本当に小さな沢なのですが、地形のためか雨降ったりするとかなりの量の水が集まるのでしょうね、狭い川幅に巨木がごろごろ転がっており、天然のダムを作っておりました。こわやこわや。。お天気と熊と滑りやすい岩場に注意しながら進んでゆきます。

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こないだの川では殆ど魚を見ませんでしたが、こちらは魚がたくさん!
登りがいのある滝や壁もあり、天然のウォータースライダーも体験できて楽しかったです。ずぶ濡れだったけど。

そ、そして、こないだの川みたいに面白い石あんまりないなー。
紫水晶なんて夢のまた夢かしら、と思っていたら、
むっちゃ綺麗な紫水晶発見しました。色濃い!!感激です(TT)

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夏の終わりの良き思い出となりました。
只見は本当に素晴らしいところだ~~。
只見の土地神と精霊に今年の夏も遊ばせてくれたことを、深く感謝。
来年の夏はどんな表情の只見と会えるか楽しみです。

魂よ血よ、儘に駆け巡れ

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ブログご無沙汰しております。

写真は先月訪れたいつも行っている南会津の水晶の川の上流の写真です。
下流でも水晶は拾えるのですが、上に行けばいくほど、
たくさんの苔むした大きな岩の隙間に細かい水晶がびっしりで、眼福でした。
更に上流は滑沢になっていて、ずっと山頂まで続いていました。地元の人以外、誰も知らない沢だと思うけど、面白い場所です。

実は先月、母方の祖父が亡くなりまして、慌ただしい日々を送っておりました。
祖父は80歳になるまで病院に全く行ったことがなくかったのですが、数年前に調子を崩してとうとう病院に行った時に、はじめて腎臓の片方が機能していないことが分かり、もう片方の動きも悪くなっていることが分かったのでした。私も腎疾患を持っているし、じいちゃんの兄妹にも透析してる人がいるから、家系なんでしょうね。

重度の腎不全だと分かった時点で、透析はしないと決めたじいちゃん、家族はやきもきしたけど、それでも5年ぐらいは元気に暮らして、今夏魂は天へと還っていきました。
今頃好きな温泉入って、好きな山を駆け巡っていることでしょう。
ある意味大往生だったと思うから、そんなに悲しくはない孫その1です。笑

去年、じいちゃんの住んでる町へ、彼氏と一緒に引っ越してきたので、しょっちゅう彼氏と一緒に訪れてじいちゃんと色んな話をしました。今まであんまり聞いたことなかったけど家の歴史が知れて面白かったな。
母方の家系はA栁(隠れてない・笑)と言って、新潟は三条あたりから江戸時代のはじめぐらいに今の土地に移住してきたらしいです。
お隣の家も一緒に新潟から移住してきたそうな。
学生のころは新潟に住んでいて、何かと新潟にご縁があるのはそのせいかなとも思ったりします。

冒険好きで、山や山菜や、温泉、庭木や石が大好きだったじいちゃん。
確実にその系譜は私にも受け継がれています。
じいちゃんの庭には国鉄職員時代から通った只見や奥会津、その他の場所で拾った石がたくさん転がっています。いぼ石やジャスパーは形見にもらいます。笑
ちょうどじいちゃんが危篤になった日に私は写真の前述の南会津の山に入っていて、この3つの石を拾っていました。

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山から降りてきたら母から連絡があり、病院へ急いだのですが、もう言葉も発せない状態だったけど、山に行ってきたよ〜って声をかけたら目が煌めいた気がしました。

人1人が生きている時間というのは地球の宇宙の膨大な歴史に比べたら本当に短い、その中で何を選んで誰とどのように関わるか、最近そういうことを強く意識します。
そして自分の三次元の肉体としての、家系や血や歴史のことも考えます。
自分に流れる血に決して縛られず、でもこの”在る”ものをどうしていくか。データとして歴史と血を学ぶ。私はどのようにできるだろうか?
石たちに問う日々です。


そんなわけでこの頃はほぼ毎日、会社ー実家ー祖母宅ー自宅を行き来しておりあまりにも忙しかったのですが、来週ようやく四十九日を迎え、切り替えて仕事に向かえそうです。

只見の面白い沢にも行ったし、ブログもまたいろいろ書きたいな~~。
神社トークもしたい。笑

今日も良い1日でありますよう。