銀河はめざめた

Annaの雑感、ショップ日記、巡礼記、キスマイごと

Kis-My-Ft2 5th album 【 I Scream 】

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とうとうキスマイ、夏のツアー始まりましたね~~。
私も大阪2日間行ってきました、ほんっとーに楽しかった!!
レポは後日するとして、6月22日に発売されたキスマイデビュー5周年のアルバム、「 I Scream 」について記事を綴ってみたいと思います。

思えば、キスマイの音楽的な部分についてここで触れるのは初めて。というのも、キスマイに関しては少々客観性を失った状態でのめり込んでいるので(笑)改めて紹介するのはどうやってもステマでしかないような気がしていたのです…が!…むしろ今回は積極的にステマしたい!と思える、彼らのメジャーデビュー5周年のアルバム「I Scream」、それぐらいイイ!のですよ。

まず今回のアルバムは、テーマとコンセプト、収録曲、特典映像、パッケージのデザイン等、全体のバランスとボリュームがとっても良いなぁというのを感じました。たくさんの要素を1つにまとめあげることはとても難しいと思うのですが、叫び(スクリーム)たくなるような曲から、アイスクリームのように甘くて蕩けそうな曲が7人の個性を活かしながら「I Scream」というタイトルの元にうまく集約されており、とても完成度の高いアルバムに仕上がっているように思います。

アルバムの収録曲は、いつものようにovertureで幕を開け、夏の壮大なパレードをイメージさせるリード曲の「Yes! I Scream」。
クラブミュージック風なお洒落で今っぽいサウンドの「Summer Breeze」「Flamingo」「I Scream Night」など、一聴にはジャニーズっぽくないような曲たちから、「メガ☆ラブ」や「MU-CHU-DE恋してる」の可愛い王道アイドルソング。
また、メンバー全員で歌詞を書きあげたファンレターへの返信である「Re:(あーるいー)」、「夕空」や「NOVEL」などの聞かせるバラ―ド。
攻め系で尖った曲ができるのがキスマイの持ち味だと思うのですが、そのラインの更に進化を感じる「PSYCHO」や藤ヶ谷君と北山君のリードボーカル二人の「&say」など。
これだけでもバラエティに富んでいるのはお分かり頂けると思うのですが、それだけでなく、さらには限定盤にはメンバーそれぞれのソロ曲とソロMVがついているという、豪華すぎるぐらいの内容なのですが、それらのバランスが胃もたれすることもなくヒジョーに良いバランスでおさめられてるなあと個人的には感じるのです。

とにかく、彼らそれぞれの個性、経験と努力に裏付けられた質の高い魅力あふれるパフォーマンスを5周年のアルバムで、これでもかと見せつけています。
今までのアルバムにそれを感じなかったわけではないのですが、時間も労力もお金もかけて良いもの作ってます!というのが強く感じられます。やっぱり作り手の愛情や手間みたいなものが感じられるものはいいですね。

キスマイって泥臭いところ、(ディスってはないよ)が持ち味でもあると思うのですが、泥臭いことをしっかりやってるからこそ軸というか根っこがとっても強くって、全力でカッコイイやった時にむちゃくちゃ綺麗な花が咲くんだなあと、今回のアルバムを通して改めて感じました。フェイクじゃない本物のかっこよさというか。

今までに積み重ねてきたものを踏襲しながらも、新しいことにも挑戦、進化が見れるアルバム。ファンにとって大事な1枚になるのは間違いないと思うのですが、とても聞きやすくエンターテイメントがぎっしり詰まっている1枚なので、ファン以外の方にも1度手にとって聞いてもらいたいなあ~と僭越ながらそう思っておりマス。

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ちなみにジャケットのメンバーの写真はデビュー以来ずっと撮り続けてくれているレスリー・キー氏で。レスリーによって引き出された彼らの魅力たっぷりのスクリーム顔がとってもかわいいのです。レスリーのお写真すきー

 

↓曲の感想などは続きで。(7/8書きかけです)

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2016/6/30 arcanum onlineshop 更新

6月も本日で終了ですね~。半年経つのなんてあっという間で本当に驚いております。
先日お知らせいたしました、オンラインショップのセール(クーポンコード)は本日までですので、気になる方はぜひお急ぎくださいませ。商品購入時に、下記のクーポンコードを入力するだけで、商品全品が15%オフ!となります。

 summer saleコード :  WJN2CL4X

さてさて、6月最終日の本日、オンラインショップに新たにアイテムを2つアップいたしました。
どちらもこれからの季節にぴったりの「火」のエレメントのブレスレット
特に火!ということを強く思い描いてブレスレットを製作したわけではないのですが、気が付いたら2本ともthe 火!なブレスレットに。笑
火のエネルギーが個人的にも大きな流れ的にも必要な時期なのかもしれません。

~ ブレスレット「さひ」 ~

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~二連ブレスレット「FIRE」~

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◆ ◆ ◆ ◆

 

特にFIREのほうは、某グループの某曲(笑)をイメージさせて製作いたしました。リードボーカルの二人がお互いを煽るようにパフォーマンスする姿が格好良くてしびれます。
某グループのファンじゃない方にももちろんお使い頂けるように、ブレスレットとしてとても魔法が効いた物にしあがっておりますので、ファンの皆様へというよりは、ひとめぼれした方に手に取って頂ければ幸いです。

 

 

ひかりよりもっとまえへ、いま

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千春兄貴が福島に遊びに来て下さった折に、話の流れで、兄貴のノンツールセッション「龍御伽セッション」を受けさせて頂くことになりました。その時のことを綴ってみようと思います。

今年は婚活…というかパートナー探しに力を入れようと思い、ようやく重い腰を上げ、飲み会に出向いたり、SNSで知り合った人とお会いしたりしていましたが、あ、良いなと思っても次につながらなかったりして、どうもうまくいかない。そんな現実化のエネルギーの通りの悪さを感じていましたので、その件を聞いてみたのですが、やー!パートナーシップ云々の話と言うよりも更に突っ込んだ深い話になってしまいました。笑

兄貴が私の魂にその件について聞いてくれたのですが、、!!開始早々、ズバーッ!!笑

「(パートナーシップについて)怖いと思ってるならまだやりようがあるけど、魂が「嫌だ」って言ってる。」

はいっww魂さんからの完全拒否きましたよーっ。
うん、それ薄々気づいていマシタ…今までの恋愛パターンでほんと…完全に心がボッキリ折れていたのですよ。。(ごにょごにょ)
でもこのままじゃいけないということだけは分かっていたので無理矢理にお尻叩いて出会いの場に出ていたんですけれども…深いところではやはり拒否ってたのですね。

ここの原因をもっと深く探ってもらうと、意外なお言葉が。「(相手や周りを)傷つけたくない。」という思いが根本にあるとのこと。「えー、そんなわたしいい子ちゃんじゃないよー。」と思いつつも、でも思い当たるというか。。。「私は(周りを)傷つける、壊してしまう存在だ。」という刷り込みというか信念があるなあというのは感じていました。

それはどこからくるものなのかということを深く探ってもらうと、過去世といわれるような魂の記憶に「一族が自分のせいでみんな死んでしまった。」というようなできごとがあったよう。うん、これ多分一回ぽっきりの話じゃないような気がする。何度かそういうことがね、あったのだと。Arganzaの今までのセッションで出てきたこととも繋がるなあと。
自責の念から、そんな自分を赦せなかったようで、だから現実としても、自分が幸せにならない、自分が全力を出さなくていいものを選んでいたのかもしれません。
だって私が全力で愛したものや、守りたいものは壊れてなくなってしまうから。。
それはパートナーシップだけの話じゃなく、仕事も、創作活動も、アースワークもずっとそうだったのです。
その思考でいる限り、どうしても中途半端になってしまう、、全てにおいて不完全燃焼なのでした。
思考(風)は現実(土)を作るな、と改めて深く思いました。

そんな私に、兄貴から言われたのは「(自分を)赦さない。って決めない。」「(私が)好きなものは傷つかない。」という思考を太くしていくということ。それがとても響きました。

死ぬほど不幸なわけじゃないし、それなりにこのままの思考で生きることもできると思う。慣れ親しんだ負の思考から抜け出すことのむずかしさを考えると、その思考を太くしていくのは果たして自分にできるのか?とすら思えたのだけれど、でも、兄貴から

「(一族の中で)会いたいと思っている人たちもいる。そのためには扉を開けないと。」

と言ってもらえたことに、本当に勇気づけられました。待ってくれてる人たちもいるのに私こんなところで何やってるんだろうと、頑張って踏み出さなきゃなと、ほんとに泣けてきました。

 兄貴に言われたことは思い起こせば、色んな人に色んなタイミングでずっと言われてきたことであったり、自分でも感じていた事でもあったのだけれど、人というのは不思議なもので、その時のタイミングで同じような言葉でも入ってくる階層が違うのだなあと、それを実感しました。

うん、人間の悩みや歪みの根っこというのは結局同じで、その上にそこから派生したものが何層にもかさなっていて、1枚取り除いたらまたおなじような1枚が…と、まるでたまねぎの皮むきみたいに現れてくるのかもしれない。
だからこそ根底にある痛みを見つめるという作業は本当に大事なのだと思う。そこが癒されない限り、きっと繰り返してしまうと思うから。

ここにきて、ようやく腑に落ちた感じがしてます。
どんな選択をしても自分の人生だし、間違いではないけど。もう過去に囚われるのはちょっと飽きたし、今と未来世のために変わってゆきたいとそう強く思います。

そしてちょっと先の未来であのひとたちに会うことを、いまここで誓いたいな。

 

 ◆  ◆ ◆  ◆ ◆  ◆ 

 

 最後に、「だからキスマイにそんなにのめり込んでるのかもね~。」との兄貴談。
そうなのです、キスマイはいくら愛しても傷つかないし傷つけない。
全力で愛する、エネルギーをそそぐ、それの練習なのかもしれないですね。笑

 

と、い、う、か!!!!
過去に同じようなことで悩んで同じこと言ってる記事発見した~!
これは今世のことだけど、もうさ~、いいかげんにしろ自分!(笑)

でもま、本人が気づくまで魂って同じことを繰り返しちゃうんだね。
ここに綴った言葉がすべてだよ。と、思いましたとさ(笑)

(仮)幸せになるって重いの。 - 銀河はめざめた

兄貴とめぐる磐座&猪苗代湖のたび

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先日、千春兄貴が福島にいらっしゃったので、磐座&猪苗代湖巡りツアーを決行しました☆ 過去にも何度か兄貴には会津~福島に遊びに来て頂いておりまして、またこの地にお迎えできること嬉しく思います。 
兄貴だけでなく、西の皆様やご縁の方に福島に足を運んでもらえるのは嬉しいことです。今後も全力で福島観光大使(お連れするところはめちゃくちゃマニアックな場所限定)させていただきますっ。

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そしてこの日、最初に訪れたのはペグマタイトの白い磐座。
こちらは阿武隈山脈系のペグマタイトの岩盤が露出しており、それがそのままご神体の磐座になっているとっても珍しい場所。
神社がある場所は、丹伊田といい近くには鬼生田(おにうだ)という地名もあることから、丹生(にう)、丹=水銀を思い起こさせます。水銀が取れたというような話は調べても出てこないし、鬼生田の名前も昔ここに田村麻呂に退治された鬼が住んでいたということが名前の由来みたいですが、古代、ここには水銀や製鉄に関わる一族が住んでいたのかもしれないとこっそり妄想しています。。笑
それにしても見事な磐座~、ほんといつ来ても光がいっぱい降り注いでいる気持ちの良い場所です。兄貴が「春のような場所」と仰ってたけど、まさに。しばらくボーっと佇んでおりました。

 

そこから移動して某所へ。笑

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こちらは県内でもわりと有名な巨石群のある仏教系のお山なのですが、春にハトコと来た時に、人間の利己的な想念によって美しい自然と巨石がここまで無力化する様を見せつけられ「ナ二ココキモチ悪いw」となった場所。
はい、ペグマタイトで天国を見て頂いた後は地獄へお連れいたしました(笑)
先月、アフガニスタン展を見た時も思いましたが、人間の利己的な想いが自然や文化を簡単に破壊してしまうということ。それが世の常だとしても悲しいものです。奥の遥拝所とその下にある雨乞いの場所だけ、古代の穏やかだった時間とエナジーが残されています。ここだけでもこれからの世代も繋がってゆきますように、との思いで瞑目しました。

 

地獄山(笑)から最大の目的地である猪苗代湖へ。

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兄貴、何かを召喚するの図ww
ではなく、猪苗代湖からお仕事をするの図。
兄貴曰く「猪苗代湖は光のエネルギーが強い湖。」だそう。
この日も風と空が凄かったな~。
後ろから眺めつつ、猪苗代湖とご縁のあるヒトをこちらにご案内するお役目もあるのかもしれないと改めて思った1日でした。

 

最後に訪れたのは、水と森のエナジーの気持ちの良い場所^^
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1枚目はここのヌシ様^^
いつもここ来るとこの木に鳥が止まるのはそのせいだったのかとすごく納得~。


震災の年に、「ヒトがいなくなっても自然は美しく、そして続いてくものなんだ。」と強く感じる瞬間がありました。
地球に間借りさせて頂いている私たち人間の残酷さ、哀しさと、そしてそれを飲み込むかのような畏怖すべき自然の美しさ。
人間色が薄い(笑)兄貴と話しているとそんなことを思い出したり、考えたりしてしまいます。

こういった美しい場所が未来にも存在し続けていけますように。

兄貴、ご一緒で来て楽しかったです^^
ありがとうございました!

2016/6/20 arcanum onlineshop 更新 & summer sale情報

毎日どんどん暑くなってきていますね。皆さまいかがおすごしでしょうか?
さて、arcanumではオンラインショップに新作アイテムを3点アップしております。

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~「the pink light ray」ブレスレット とピアス ~

メタリックコーティングを施し人工の変化を加えた水晶をポイントにしたアイテム。人工のお色ではありますが、水晶に金属を蒸着させるという錬金術的な効果によって生み出された石はなかなかにパワフルです。

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そして こちらは~「 7colors イヤホンジャック 」~

arcanumKISラインのアイテム。お友達のお土産用に製作していたイヤホンジャック、キスマイのメンバーカラー7色で作りました。キスマイ好きでも好きでなくても(笑)愛らしく仕上がったイヤホンジャック、取り外し可能ですので、チャームとしてもご利用いただけます。お値段もお手頃です。ぜひぜひ♪

atcanum.thebase.in

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そしてそして、お知らせです^^

6月21日~30日まで、arcanum onlineshopでは、サマーセールを開催いたします。商品購入時に、下記のクーポンコードを入力するだけで、商品全品が15%オフ!となります。このブログを読んでくださっている方にだけお伝えしますクーポンコードですので、ぜひご利用になってみてください。

 

6/21~6/30

summer saleコード :  WJN2CL4X

 

arcanum onlineshop

うすれゆく記憶の向こうから ~黄金のアフガニスタン展、バーミヤン天井壁画展に思う~

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TAKE FIVE2を見に行った日、上野の東京国立博物館で開催されていた「黄金のアフガニスタン展」と東京藝術大学の「バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~」を妹と観てきました。

詳しくはないけれど、アフガニスタンをはじめとする中央アジアには昔から郷愁みたいなものを何となく抱いておりました。

妹も初めて就職した会社がシルクロード遺物を展示している場所であったり、自分の結婚式でアフガニスタンの音楽を演奏しているちゃるぱーささんにいらして頂いたり、あちらの民族衣装を着させてもらったりと私以上に何かとご縁深い様子。

実際に古代にシルクロードを通し、ギリシャ中央アジアから日本にもたらされたものは文化や人、モノなどたくさんあることでしょう、展示されているティリヤ・テぺの墳墓から見つかった金冠は奈良の斑鳩にある藤ノ木古墳のものとそっくりです。私たち日本人の起原は中央アジアにあるという説を唱えている人もいるぐらいだから、古来よりかの地は私達日本人にとっても特別な地なのかもしれないですね。

www4.nhk.or.jp


先日、BSの番組でこの企画展にあわせた特別番組が放送されていました。
2001年にタリバンの手によってバーミヤンの東大仏が爆破されたニュースは15年前の出来事と思えないぐらい、記憶に鮮明に残っています。
バーミヤンだけでなく、世界のあらゆる遺跡や遺物がその時代の政治的宗教的背景などにより破壊されていく姿というのにはひどく心を痛めます。

私はバーミヤン遺跡は、大仏ばかりが破壊されたものだと思っていたのですが、1000以上ある石窟遺跡の壁画など殆どの貴重なものがはぎとられてしまったとのこと。
番組ではそれだけでなく、内戦により博物館や遺跡の貴重な展示品が盗まれ、流失してしまったことや、古代の仏教都市遺跡であるメスアイナク遺跡なども治安の悪化や資源開発により、保存することがむずかしくなってきていることを伝えていました。

今回、上野で行われているこの二つの企画展は、内戦などから奇跡的に守られた古代アフガニスタンの至宝231件に加え、日本で「文化財難民」として保護されてきた流出文化財15件が紹介されているようです。
さらにはこの15件を含むアフガニスタンからの流出文化財102件は、この展覧会終了後、アフガニスタンに返還されるとのこと。
また、藝大のほうでは、過去の学術調査で撮影された写真を元に3D技術と人の手により精巧に復元されたバーミヤン東大仏の天井画を見れるとのことで、どうしてもこの2つの展示は見に行かねばと思ってしまい、出かけて参りました。

実際に見る精巧で緻密な出土品の数々は、バラエティに富み、目にも美しく、その歴史的価値の高さが伺え、とても素晴らしいものでした。様々な文化様式が入り混じり、シルクロードの中継地点としてのアフガニスタンの歴史の重厚さを感じました。
特に金細工や石を使った装飾品やの数々や刀剣は思わず食い入るように見てしまいました。古代のアクセサリーって自分の創作意欲にとても火をつけるものなのです。

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そして藝大のバーミヤンの天井画、展示室のアーチをくぐると、頭上に精巧に復元された天井壁画。描かれているのは太陽神。これはギリシャの太陽神ヘリオスであり、イランのミトラであり、インドのスーリアでもあります。それは東西文明の交流の象徴、、脇には有翼の女神や白馬、半身半鳥の霊獣など、背景の朱色とラピスラズリの青がとても美しく、ため息が漏れました。
また、目の前の大きな壁一面がスクリーンになっており、バーミヤン遺跡から見えるアフガニスタンの雄大な四季折々の景色が映されていました。館内に流れる幻想的な音楽は千住明さんのもの。
流れる美しい景色と静かな音楽に、私の中に眠る郷愁…なのかな?実際に訪れた土地ではないのだけれども、そのようなものがあふれ出してきて、しばらくその空間に佇んでいました。
数人で来館していたご婦人方のグループもこの景色に「なんだか懐かしくて」と仰っているのが聞こえてきて、私も泣けてきてしまいました。

人の記憶はうすれゆくものだし、物質もいつかは崩れ去って風の中に消えてしまう。長い歴史の中では繁栄もあればむごたらしい出来事もあることでしょう。
それが何万年もの間繰り返されてきた世の常だと言ってしまえば、そうなのだろうと思います。けれども、そこにかつて在ったものを幻視し、さらには少しでも守りたいと思うのは、記憶の旅路のループを生きるヒトの性(さが)なのかもしれないなぁと。そんなことを考えました。

国立博物館の入り口に掲示されていたこの一言が胸に深く刺さります。
これは再開を期してアフガニスタン国立博物館の入り口にかがげられたメッセージ。だそうです。

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「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」

"A nation stays alive when its culture stays alive."

 企画展はどちらも6月19日までだそうです。ぜひ色んな人の目にとまりますように。

 

www.gold-afghan.jp

www.bamiyan-hekiga.com

2016.5.17 TAKE FIVE2 赤坂actシアター

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5月17日、藤ヶ谷君主演のTAKE FIVE2を観劇してきました。

この日は、藤ヶ谷担の妹とそしてご縁を頂いた藤ヶ谷担のK様と共に観劇。
私がキスマイにはまったキッカケは妹なわけなのですが、彼女は旦那の仕事の都合で海外と日本を行ったり来たりで、タイミングが悪くてツアーや舞台などで生でキスマイを観たことはなく、この日が初のナマヶ谷なのでした。笑

TAKE FIVEシリーズはドラマも前作も観ておらず、今回のtwitterなどのレポもほぼ見ない状態で観劇したため、楽しめるかどうかとても不安だったのですが、前作を観ていなくてもとっても楽しめる内容でした。
ストーリー構成がしっかりしていて、とても分かりやすく、また、LEDパネルに映し出される映像と、実際の役者さんの演技のコラボレーションが素晴らしくて、2階席の後方だったのですが、遠いと感じることもなく、時間が経つのがあっという間のほんっとーに楽しい時間でした。

LEDパネルを使った演出の効果か、何というか「舞台」というより映画やドラマを1本観ているような不思議な感覚でもありました。舞台のごちゃごちゃな感じが好きだったりもするので、そこがちょっと物足りない感じもあったけど想像以上に楽しい舞台でした。

ストーリーは、藤ヶ谷君演じる帆村守とその仲間達が近未来と現代を行き来し、ウィルステロを止めようとするSFチックなお話。

藤ヶ谷君演じる帆村守と真宮秋の二役のキャラクターがどちらも魅力的で、藤ヶ谷担出ない私も少々前のめりになりながら観劇しました。笑

ヒロインの新川優愛さんや朝倉あきさんなどの女性陣は可愛らしく華があり、そして宝塚出身の安蘭けいさんのテロリスト・海堂レン役はとっても格好良かった。すらりとした手足から繰り出されるアクションシーンは圧巻でした。海堂のテロリストになった経緯とか少しだけ語られるシーンがありましたが、折角なら深く掘り下げて欲しかったかなあ、もっと出演シーンがあればよかったのに~と思っちゃいました。残念!
山本裕典君や駿河太郎さん、猫背椿さんのコミカルなお芝居にもとっても笑わさせて頂きました。特に山本君はキスマイネタをたくさんアドリブで入れてくれて、圧倒的に藤ヶ谷君のファンの多い客席のツボ掴んでるな~と思いました^^

そして藤ヶ谷君のダンスソロのパートがこれまた素晴らしくて、隣の席に座っていた藤ヶ谷担2名が小さな悲鳴を上げていました。笑

あっという間のお芝居、大満足で赤坂の駅で電車を待っていると70~80代ぐらいの白髪のおばあ様が、「この電車は○○駅に行くかしら」と訪ねてきて、スマホで検索して差し上げたのですが、どうもそのおばあさま、TAKE FIVE2帰りだったようでした。なんだかほっこりしました。

 

www.tbs.co.jp

これ3もあるのかな~。そんなことを匂わせる千穐楽だったみたいだけど、来年もあったらまた守くん(藤ヶ谷くん)に会いに行きたいと思います。やっぱり生のお芝居、舞台っていいね^^楽しかった~。

 

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帰りにactシアターの前で「コインロッカー・ベイビーズ」のポスターをぱちり。えびちゃん(A.B.C-Z)たちは、とっつー(戸塚君)の「寝取られ宗介」しかり、面白そうな舞台でてて凄い羨ましいー、キスマイもこんな感じのに出てくれればいいのにと思うこの頃です。商業ベースも大好きだけど、ほんとの好みはこっちなんだよ~。汗のつぶがギラギラ光って泥臭い、そんな生っぽいものが。

個人的にキスマイって、かゆいところになかなか手が届かないじれったい感じがあるので(笑)でもそれが次への期待値になって目が離せないのかもしれないな~。でも、もっともっと剥き出しの彼らのお芝居や舞台を観たいな。願い続けよ~~

…なんて、余談でした(笑)